ラン&筋トレ

ランニング。手のひらを冷やすことでパフォーマンスは本当に向上するのだろうか

少し前に放送されてた「世界一受けたい授業」で、運動の合間に「手のひら」を冷やすと運動のパフォーマンスがググっと上がるという話しをしていた。
こんな話しを聞くと自分で試さずにいられない性分。
早速、日頃のランニングで試してみました。

なぜ、手のひらを冷やすのか

手のひらを冷やす目的は、運動によって体の深部体温がグーっと上昇してくるが、手のひらを冷やすことでそれを抑える効果があるのだとか。
でも、なぜ首やわきの下など発熱した時にアイスノンを当てる大きな血管のある場所じゃなく手のひらなのだろうか。
それは、首やわきの下など大きな血管を一気に冷やすことで、脳が「体が冷えてきたぞー」と認識し体温を上げる指令を各部に出してしまうようです。
となると、せっかく深部体温を下げようとしてるのに元も子もない話です。

ところが、手のひらの場合はそれほど大きな血管ではないので、脳にばれずにこっそりと仕事をしてくれるそうです。
手のひらを冷やすことで熱が放出され、冷やされた血液がそーっと体の深部まで行き渡り体温を下げてくれるのです。

 

そこで今回、10㎞ランで実験してみました。
冬場はいつも手袋をしてますが、苦しくなる5㎞くらいでペロッと半分めくり、手のひらを冷気に当ててみました。

その効果はいかに?

恥ずかしいタイムですが、現在の私の限界値です。


この日は、5㎞通過時に手袋をペロッとめくり冷気を当ててみました。

ところが見てください。さほどタイムは変わってないです。

じゃあ、ということで日を変えてもう一度チャレンジ。
前回より全体的なパフォーマンスは落ちてますが、特にきつくなってきた5㎞あたりでめくってみました。すると、何となく7㎞目から少しタイムが上がってきてますね。


しかし、パフォーマンスが上がった実感は全くもってないです。
そもそも、限界に達してないのかなどと思ったりもしましたが、いやいや限界一杯一杯です。

ところが、唯一実感できたことがあります。

それは、気分転換。手のひらが冷えることで意識が一瞬そっちに行き、何となく辛さがごまかせる効果がありました。
この「手のひらラジエター」、気分転換効果は絶大だと思いました。

あれ?そういえば今、思い出したのですが番組内でも出演者が実験してました。
腕立て伏せを30秒間で何回できるかやったのち、水で5分間手のひらを冷やし、再び30秒間の腕立てをするのだ。結果、数人の回数がアップしたようだ。

でも、今思うと、そもそも体の深部体温がガッツリ上がってたわけではないので、そんなに変わるもんだろうか?
詰まるところ、自分と同じで気分の問題ではなかろうかなどと。
いやいやきちんと研究されてる先生方がいらっしゃるので失礼ですね。そんなことは無いと思いたいです(笑)

かくゆう、私は手袋が要らない季節になったら、湿布でも持ちながら走ってみようかなんて考えたりしてます。メンソールのにおいも気分転換になりそうですし。

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