メンテナンス

ステンレスボトル。頑固な水あかウロコ汚れを一発消去

うろこ状の水垢汚れに覆われたマイステンレスボトル。「クエン酸水で激落ち」の記事を鵜呑みにし、クエン酸+中性洗剤の水溶液をふりかけ、ペーパータオルで覆う方法を2回試しましたが、正直時間の無駄。全然落ちません。

そこで、ホームセンターのコメリで販売中の、コメリオリジナル商品「水アカ汚れ シブ・アク洗浄剤」を試してみました。

すると、これってメインは車や農機具の頑固な水あか落としなだけにステンレスボトルなどは楽勝だったのです。

この汚れは、車でいうとイオンデポジット?

水道水には、カルキや塩素、カルシウム、マグネシウムが含まれており、水滴が蒸発した際カルキなどの残留物が表面に残ってしまいシミが発生するのがイオンデポジット。これとほぼ同症状だと思われます。

洗剤をつけスポンジで擦るくらいでは全く歯が立たず、クエン酸水も試しましたが時間だけを浪費し徒労に終わりました。

金属磨きの「ピカール」

ボトルはそれほど高価ではないので、実験も兼ねまずはピカールで擦ってみます。

すると、確かにウロコは落ちるのですが、結構じっくり磨かないと消えません。傷になったりはしませんが効率が悪いのでNGです。

コメリオリジナル。シブ・アク洗浄剤

実はこの洗浄剤、我が家では車のボディーの水垢というかイオンデポジット落としで大活躍しています。500mlで1,780円(2022年9月時点)。

名称は、「自動車・農機具用水あか洗浄剤」で液性は、「酸性・水溶液」、成分は、「溶解促進剤・クエン酸・界面活性剤」となっています。一応、使用時は防護メガネ・ゴム手袋を着用してくださいと書かれています。

使用方法

  1. スプレー式なので、まずは全体に洗浄液を振りかけます。
  2. ペーパータオルを巻く。
  3. その上から追加でペーパータオル全体を湿らす程度にスプレーします。
    そのまま2~3分放置。
  4. ペーパータオルを剥がし布等で軽く擦る。表面が乾いてしまい布が滑らない場合は、巻いていたペーパータオルで撫でて湿らせる。
  5. 全体的に1回擦れば十分です。

ところが、何となくウロコは落ちたように見えますが、全体的に艶が無くなったのです。

でも、心配はいりません。

中性洗剤でウロコと溶剤を洗い落とす

スポンジを泡立て食器を洗うように表面に付着した溶剤を落とします。

すると、どうでしょう?

こんな感じで、ややくすんだ印象はありますが、うろこ汚れは綺麗に落ちました。

ここで、気付いたのが、水滴が水玉になる撥水性が全くなくなり、じわっと水が流れ落ちる親水性に変わったのです。

仕上げ作業

乾かしてよく見ると、やはりややくすみ気味???

そこで、ごく少量のピカールで全体を磨くというよりは擦ってみました。

するとどうでしょう、ほぼ、最初のような輝きが蘇ったのです。

まとめ

ネットでおすすめされていたクエン酸水は1時間浸しても全く効果が無かったですが、こちらは全行程約15分でここまで綺麗になります。実験、大成功というところです。

とは言え、基本的にはこの溶剤、屋外の車用なので、強力な部類に入ると思います。

なので、シビアな物や大きなところ、例えばキッチのシンクやお風呂の水栓などは、どうなるか分からないので、必ず見えない部分で試すなどし、あくまでも自己責任で使ってみてください。

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