わが家もいよいよ築10年。新築当初、家の脇から庭への8mほどのアプローチに防腐剤を塗り込んだ2×4材で通路を作った。
ところが、時とともにすっかり朽ち果て、かつ、毎年の草むしりにも精魂尽き果て、何とかしないといけない状況。かと言って、潤沢に資金があるわけでもなく、散々悩んだ結果、DIYでインターロッキングを敷くことにしたのです。
ところが、なんの知識も腕もない「ずぶの素人」。聞きかじったことやネットの情報を参考に進めたものの、当然要所要所でミスの連発。今回は、そんな珍工事を準備から完成まで全4回に渡りリポートしたいと思います。
これから、インターロッキングDIYにチャレンジする方には、私の失敗談含め悪いお手本として、きっと参考になると思います(笑)
Contents
外構工事の目的
春から夏を迎え気温の上昇と共に現れるのが雑草。そして、草むしり中に登場するのが、世の中で最も嫌いな生物「蚊」。この連鎖は、毎年の悩みの種です。
そんなわけで、
- できるだけ雑草が生えないようにする
- 見た目もそこそこ
- 費用がかからないこと
を条件に外構工事の検討を始めました。
施工方法検討
とりあえず施工方法をいくつか考えてみました。
その1 固まる土
最初に思い浮かんだのがこれ。
かつて駐車場の目地に砂利を詰めてましたが、やたら散らばるので、「固まる土」を埋め込んだ。その時は施工面積がそれ程でもなく、作業がし易かったことを記憶してます。
今回のアプローチ作りは、面積にして約5.2㎡。
「固まる土」は5㎝厚で、㎡当たり約5袋使用するので、26袋くらい必要。一袋あたり1,300円前後なので、計33,800円程度。
この程度の予算ならと、あらためて以前の施工箇所を見直すと、荒れた肌の様な質感にひび割れ、それにコケが生え、何ともみすぼらしい状況だ。これで、8mの通路となると数年後には恐ろしい見た目になりそうなので却下としました。
その2 コンクリート施工
これは、仕上げに誤魔化しがききません。それらも含め全くもって綺麗に仕上がるイメージが湧かない。大きな声では言えませんが、お隣さんの駐車場のDIY、コンクリート施工ですが決して褒められる仕上がりではなかった。ということで、こちらも却下。
その3 ウッディーストーン
その名の通り、木の風合いの石です。長さ450㎜で幅200㎜、厚さ40㎜。施工面積からすると約50枚必要。1枚当たり、880円なので部材だけで44,000円。
似たような物で、木の風合い表現したセメント製品の「ティンバースプレッド90」というものがあり、こちらは部材だけで37,000円です。何となく「枕木風」です。
しかし、路盤材や砂も合わせると少々予算オーバー。
その4 レンガ施工
近所のビバホームで「レンガの敷き方講座」をやっており、それを見たらレンガ敷きも良い感じです。該当面積をざっと計算するとレンガは約260個必要。1個大体100円なので、26,000円で下地の材料と合わせても35,000円程度です。
そして、講座ではインターロッキングの施工方法も説明してくれた。
実はその時まで、全く眼中になかったのですが、確かにインターロッキングの歩道はあちこちで見かける。しかも、レンガよりも安価ではないですか。
その5 インターロッキング施工
種類がいくつかあるようですが、表面だけ色付けがされてるものは、1個58円。下地と合わせても25,000円程度で済みそうです。
ところが、260個のインターロッキング。これだけでも680㎏くらいになる。
聞くと、運搬については、ホームセンターで1トントラックを貸してくれ、積み込みまでしてくれるようです。
そんなわけで、約8mの通路を平らにする自信は全く無いのだが、覚悟を決めてインターロッキングに挑戦することにしたのです。
購入品
こういうところが「自分はA型だな」とつくづく実感しますが、まずは図面を作成。
敷き方のデザインパターンは、シンプルな「ランニングボンド」に決定。
ところが、材料購入後、妻の一声で『ハーフバスケットウェーブ』に変更となったのです、、、はい。
で、購入したものは、
- インターロッキング 260個×@58=15,080円
- インターロッキング(半マス)6個×@38=228円←パターンを変えたので使わないことに、、、
- 境目用のレンガブロック 42個×@75=3,150円
- 川砂 9袋(180㎏)×@185=1,665円 ※㎡当たり30㎏
- 路盤材 15袋×@198=2,970円
- ドライモルタル25㎏ 1袋=578円
- 雑草キラーズ15㎏ 1袋=618円
ひとまず、合計24,289円(税別)です。
材料搬入
作業は、大型連休のゴールデンウィーク。ところが、初日の材料搬入から雨模様。出だしから暗雲立ち込めます。
雨の中での積み下ろし作業。
施行前の現場写真も雨に濡れ、かなり辛気くさい状況です
果たして、これがどうなるのでしょうか?
そういうわけで、本日はこれまで。
次回の「基礎工事編」と続きます。