キャンプ

コストコで買ったオーガニック蚊除けスプレー、さてその効果は?

この世からいなくなって欲しいものと聞かれたら迷わず答えることができる「蚊」。
夏場のキャンプ、庭の水まき、草むしりとちょっと外に出るだけでウヨウヨ寄ってきます。彼ら(正確には彼女らかな)が寄ってこないだけでどんなにアウトドアライフが快適になるかという事で今回は、コストコで仕入れたオーガニックな虫除けスプレー、「グリーナーウェイズ」を試してみたいと思います。

虫よけスプレーの成分は?

今や殆どの虫除けスプレーにディートという成分が入っています。
このディート、もともとは何とアメリカ陸軍で開発されたそうです。第二次世界大戦時、ジャングルの中での戦いは、虫との戦いでもあり昆虫などの忌避剤として開発された化合物のようです。


「軍事用」や「化合物」と聞いただけでもインパクトが強烈ですが、それなり効果も高そうな気がします。
ところが、そんな強烈なものを肌に直接スプレーすると思うと、もちろん成分濃度は安全に調整されているはずですが若干気が引けます。小さいお子さんがいれば尚更ですよね。

ちなみに日本で市販されている虫除けスプレーのディート含有率は5~10%程度。しかし、数年前のデング熱騒動以降、2016年に厚生労働省が濃度30%まで認めるお達しを出しました。

一方、グリーナーウェイズの成分は?

庭先にゼラニウムやレモングラスを植えておくと蚊が寄ってこないという話しを聞き、一時期本気で植えようかと考えていたこともありました。


そんなことも思いながらグリーナーウェイズの成分を見ると

・水
・コウスイガヤ油
・レモングラス油
・アトラスシーダー樹皮油
・ホホバ種子油
・ヤシ油 ・オリーブ果実油
・ローズマリーエキス

となっています。


レモングラスは、鉄板のようですね。
コウスイガヤ油は、あまり耳にしないですが、レモングラスに似たイネ科のシトロネラのことを和名で香水茅(コウスイガヤ)と言うそうです。
レモングラスは生葉をハーブティーにできるようですが、シトロネラは生葉に異臭がありハーブティーどころではないようです。

そういえばこのスプレー、ハーブというかシトラスの香りの中に木の皮をはいだ時に出てくる樹液のような苦めの香りも混じり、鼻腔の奥を刺激する強烈な香りがします。

夕方の庭先で実験開始

気温が30度以上だと蚊の活動量は鈍るようです。確かに、真夏の炎天下で草むしりをして蚊に刺されたことは無い気がします。しかし、蚊よけのために命を危険にさらすのも何ですよね。
という事で、夕方日が傾いてから庭先で実験してみました。

まずは、何も付けずに、、、、

 

あっという間に7、8匹が寄ってきました。背中に悪寒が走り冷静さを欠き、写真もピンボケです。(苦笑)あっという間に4か所刺されました。

 

慌てて、手足にたっぷりスプレー。鼻をつくくらいのハーブの香りに包まれます。

すると、どうでしょう。
周りをウヨウヨと飛んでいた蚊が一斉にいなくなったのです。

グリーナーウェイズ、その実力は?

そして、そこに留まること10分。なかなかの実力だと感心した矢先、1匹、2匹と近寄ってきました。
肌の状態を見ると、先ほどたっぷりとスプレーしたグリーナーウェイズは、すっかり乾いています。
肌のにおいを嗅ぐと、少し匂いが薄れてたようです。

そこで、もう一度スプレーして湿らすと、何とまた蚊が去ってくではないですか。


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まとめ

どうやら吹き付けた直後の濃度の高い状態では効果があるようです。
ところが、時間の経過とともに弱くなってきます。しかも、持続時間は案外短いです。10分弱でしょうか。
ただし、間違いなく蚊が嫌いな匂いではあるようです。

化粧水や乳液のCMではないですが肌に浸透することを考えるとディートよりは安心な気がしますが、効果に関してはこんなものでした。
効果を持続させるには、頻繁にスプレーする必要がありそうです、、、

 

ところで、家庭菜園の収穫や芝生の水まきなどで一瞬だけ外に出るという時、いちいち肌にスプレーするのも面倒だと思います。そんな時おすすめなのが、これ「ヤブ蚊バリア」。


トランスフルトンが主成分のステロイド系殺虫剤ですが、これを軽く振り撒くだけで蚊が全く寄ってきません。
かなり強烈な成分ではありますが、虫よけスプレーとは違い肌に直接触れるわけでは無いので手放せなくなってます。

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