誰もが身に着けてる腕時計。当然、肌に直接接触してるので徐々に汚れてきます。
汚れてくるとくすんできたり、それこそ白いワイシャツを着てると、袖口が黒ずみ、暑くても腕まくりすらできなくなる。(ちなみに私は夏でも長袖ワイシャツです)
今回は、ステンレス製で防水の時計に限りますが、重曹とクエン酸を使った楽ちん洗浄方法をご紹介します。
重曹とクエン酸を一緒にしてもいいのか?
トイレ掃除でお馴染みのサンポール。ラベルに大きく「混ぜるな危険」と書いてある。
具体的には、酸性洗剤であるサンポールにカビキラーやキッチンハイターなどの塩素系洗剤を混ぜると、塩素ガスが発生し大量に吸い込むと猛毒だという注意勧告である。
そして重曹とクエン酸だが、重曹はアルカリ性でクエン酸はその名の通り酸性。
2つを混ぜ合わせると二酸化炭素が発生するようだが人体に害はないそうだ。
その2種だが、効能として重曹は酸性の汚れ、いわゆる皮脂や油汚れ、そしてシミを落とすことができる。
一方、クエン酸は、アルカリ性の汚れを落とすことができる。石鹸カスや水垢、浴室やトイレなどの清掃に効果的なのだ。
汚れは、様々な要素が混ざっているため、この2つの融合は期待できる存在だ。
以前の私は、石鹸で腕時計のバンドを洗っていた。しかし、皮脂汚れの付着が早過ぎるのではとの思い込みが強く、数年前から重曹&クエン酸方式を使っている。
なぜなら、こちらの方が「さっぱり感」が強いのだ。
今回は、この夏2度目の洗浄。ビフォー・アフターをご覧ください。
これは、前回の洗浄から3,4か月経った状態である。皮脂汚れが結構目立ってくる。印象もくすんだ感じだ。
まずは、重曹、クエン酸、ぬるま湯、竹串、雑巾を用意する
重曹を使ってる方は結構多いと思う。そう、別名ベーキングパウダーと言いホットケーキなども作れます。
それと、クエン酸。これは、100均でお手軽なサイズで売ってます。
あとは、ぬるま湯に重曹を入れた際、かくはんさせるための竹串やマドラー、洗った腕時計を拭くための雑巾があれば準備万端です。
早速、実験開始!
準備するもの
右が重曹、左がクエン酸となる。各々小さじ2杯くらいで十分だ。
カップのぬるま湯に、まずは重曹のみ投入
なかなか溶けないので、竹串やマドラーで良くかき混ぜてほしい。
そして、ぬるま湯に重曹がほぼほぼ混ざり合い(混ぜるのは、完璧を求めずほどほどに)、お湯が澄んできたところで腕時計を投入。
※対象となるのはステンレス製かつ防水性能のある時計のみになります。革バンド性の物は絶対におやめください。
汚れがぷくぷくと浮いてきます。そのまま、10分ほど放置。
カップにクエン酸を投入
結構な勢いで泡立ちます。
そのまま15分ほど放置。私はこの時、時計やカップにこびりついた泡を竹串でこそぎます。なぜなら、よりきめ細やかな泡が発生し洗浄効果が増す気がするのだ。
そして、待つこと15分。こんな状態になったら取り出し、水道水で軽く流す。
最後にタオルで水気をふき取るのだが、その際タオルに時計をくるんだ状態で上下に5,6回振ることは忘れないでほしい。
そうすることで、隙間に入った水を振るい落すのだ。
こんな簡単な作業で、こんな状態になる。スクロールして見比べてください。
「入れ歯洗浄剤のポリデントで驚くほどきれいに」という記事を良く見かけるが、この方法も合理的で結構使えると思う。
時計や靴をさっぱりさせるとお出かけや出勤のテンションがかなり高まります。
これさえやれば明日が楽しみになること間違いないです。是非お試しください。