海に入る時、スマートキーをキーボックスに入れ車体に括りつけている人を多く見かけます。実は、私もその一人です。
でも、通信が遮断されてなかったり、塩水や海風でダイヤルが回りづらくなったりで困っていませんか?
そんな悩みをスッキリ解決すべく3つの知恵をご紹介します。
通信のシャットアウト
折角キーボックスに鍵を入れても通信が遮断されていなければ、誰でもドアが開けれます。さすがにエンジンは掛からないと思いますが(やったことが無いのでわかりません、、、)、ドアが開けば室内は簡単に荒らされてしまいます。
そこで、通信を遮断すべく最初に考えたのがアルミホイルにスマートキーを包んで収納する方法です。すると、目論見通り通信は完璧に遮断されるのですが、冬場が大変。アルミホイルを開いて鍵を取り出すのに、冷水でかじかんだ指先は思うように動きません。
市販されているTOOLSのアルミパックも購入しました。ところが、これって意外に大きくてボックス内に押し込めるのが大変。
意外にキーボックスの収納スペースは狭いので、グイグイ押し込んで無理やり蓋を閉じるイメージです。凄いストレスです(笑)
そして行きついたのが、キーボックスの内側にアルミホイルを貼り付ける方法です。
この様に両面テープで全面に貼り付けます。もちろん蓋の部分にも貼り付けます。
たったこれだけの作業でスルっと収納でき、スルっと取り出せます。通信も完璧に遮断できます。ストレスゼロです!
ダイヤルが回し辛い問題
海から上がってキーボックスを開ける時は、必ずと言っていいほど海水で指が濡れてます。
それに加え、海風や雨で徐々にダイヤルやロック部の動きが渋ってきます。
そうなると開けるのが大変。そのうち内部のメカ部分が錆びつくと目も当てられません。寒風に晒され成すすべなく立ち尽くす姿は想像したくもありません。
そこで登場するのが、潤滑剤のKURE CRC 5-56ならぬKURE CRC 6-66です。
これってマリーン用の防錆・防湿・潤滑剤なのです。海沿いのホームセンターなら大体売ってます。
これを定期的にダイヤルやロック部の隙間にほんの少し吹き付け、ガチャガチャ動かし馴染ませるだけでOK。かなり、滑らかになります。海上がりの濡れた指でも驚くほどスムーズにダイヤルが回せます。
少し動きが渋くなったかなと感じたら、画像の➀➁➂のあたりに定期的に軽く吹き付けてください。
濡れた手でのスマートキー操作は嫌だなー、、、
そして、最後。キーボックスを開けてからのスマートキー操作。ドアロック解除ボタンを濡れた指で押すのが嫌な人もいると思います。
ボタンの隙間から海水が侵入するといずれは中の基盤も壊れそうな気がします。
そんな神経質な方に(自分もですが)役に立つのが、通称パケと呼ばれているビニールの小袋。
この中にスマートキーを入れ、外側から押せば指が濡れていようが何の心配もいりません。チャックはしなくても全然OKです。
先ほど登場したTOOLSのアルミパックは硬めの素材なので折り込んで折り込んでボックス内に押し込むのは至難の業ですが、通称パケは柔らかいので出し入れ楽ちんです。
まとめ
というわけで、キーボックスのお悩みはこの3つの知恵ですっきり解決。ストレスのないサーフィンライフが楽しめます。
以前私は、メカニカルキー(スマートキーに内蔵されている鍵穴で開閉する鍵)を首からぶら下げて海に入っていました。
これも鍵が海水で濡れた状態で鍵穴に差すので、だんだん鍵穴内部が錆びつくのか、塩分が固着するのか鍵が回らなくなることが度々ありました。
そんな時は、ボロン(窒化ホウ素)という成分の鍵穴専用パウダースプレーを定期的に鍵穴内に吹き付けてましたが、そんなストレスからも解放されたのです。