ファミリーキャンプに行くには30プリウスでは荷室が小さすぎます。
前回は、荷室(ラゲッジルーム)とその下にあるアンダートレイの記事を書きましたが、最後に残ったなけなしの空間、天井部の有効利用法をご紹介します。
釣り用のロッドキャリーと呼ばれているバンドタイプのキャリアを使います。
ただし、キャンプ用品の場合釣り竿のように一定の長さがあるわけではないので、ちょっとした工夫が必要です。
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ロッドキャリーの使い方
室内キャリアというのは、車内の各座席上部にあるアシストグリップに取り付けるキャリアです。
バンドタイプでは、サーフボード用含め何種類か出てますが、ずいぶん前に釣具屋さんに行ったら1,000円前後で売ってました。
通常は、前席と後席に1本ずつ付けます。
しかし、キャンプ道具の場合、釣り竿と違い長いものもあれば、前後のキャリアに届かない短いものもあります。そこで、こんな張り方をしています。
よく見ると2本のバンドを1本使いにし、片側をクロスさせ「Z型」にしてます。
微調整が面倒だが取り付け方は単純
➀フロント部の取付方法
まずは、助手席側のアシストグリップに片側を止め具で固定。アタッチメントのついてる反対側は運転席側に回しかけます。フロントについては、ひとまずここまでです。
➁リア部の取付方法
まず、助手席後席側のグリップにバンドを回しかけ、アタッチメントの位置が大体この辺になるように止め具で調整します。
そして、反対側はアタッチメントで「カチッ」と止めます。
私の場合は、テントマットやチェアの積載を想定してるので張り具合はこんな感じにしてます。バンドの余りはブラブラさせず巻いてまとめます。
③前後の連結させZ型完成!
最後に先ほど設置したフロント側のバンドをリヤ側のバンドのアタッチメントに「カチッ」と止めます。
以上で完成です。Z型になりました。
こんな感じに詰めるのです。
まとめ
30プリウスの場合、荷物を積める空間はこれでもう打ち止めですね。
このキャリアの良いところは、アルミ製やイレクターパイプなどの「バー式」と違い、多少伸び縮みするので様々な厚みのものが詰めるとこですかね。走行中にずれる感じも殆どありません。ただし、万が一ということもありますので積載するものは自己責任でお願いします。
そして欠点と言えば、長身かつ比較的直角に近い姿勢で座る方は頭が当たったり、いちいちかすったりで鬱陶しいかもしれません。
ちなみに私は身長180cm(座高が高め)ですが、シート位置下げ目の背もたれ寝かせ目のためすれすれですが当たることはないですよ。