「ファイヤー!」という感じでしょうか。素晴らしい燃焼性能です。
自宅庭先での焚き火は、火の粉やら煙が気になり、そう簡単にはできません。
ところが、このソロウッドストーブなら安心で安全。
燃焼効率が良いので煙が少なく、火も大きくない、それでいてそこそこの火力。
キャンプ場に行けず、中毒症状が出てきた時は、これで料理などするのもオツなもんです。
Contents
ウッドストーブとは?
ステンレスやアルミでできた円筒状のコンロです。
外筒と内筒の二重構造になっており、あちこちに酸素を取り入れる穴が開いてます。
原理として、2つの燃焼プロセスがあります。
内筒に熱源となる木の枝や松ぼっくりを入れ着火すると、本体下部から取り込んだ空気を利用して燃え出します。これが、一次燃焼。
程なくして、内筒と外筒の間の空気が高温になり、上昇気流を生み、より新鮮な空気を取り込もうとします。
そして、上部の吹き出し口から熱風が未燃焼ガスに吹き付けられ、超高温の二次燃焼が始まる仕組みです。
以前、紹介した「ダコタファイヤーホール」もそうですが、自ら燃えやすい状況を作り出す素晴らしい原理なのです。
そんなわけで、燃焼効率が良く、不完全燃焼が起き辛いという事は、煙も少ないという事になります。
でも、ほんとにそうなのか、1500円前後で購入したウッドストーブで実際に試してみました。
Linkaxウッドストーブ
今回購入したのはこちら。どこのブランドだかわかりませんが。
ついでに、テーブルも購入。Amazonの場合、セットで買えば送料無料になります。
そして、これには灰を受ける皿がついてないので、ダイソーでステンレスのバットを購入。
➤amazon キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミ ロールテーブル ケース付 M-3713
流石に安い品なので、品質に文句は言えませんが、切り口にバリが多いのは事実なので、手を切らないよう注意が必要です。
ほんとうに煙は少ないのか?
さて、今回の熱源は、
- 割りばし
- 竹の熊手(朽ちてきたので)
- 公園に落ちてた桜の枝
- 庭で剪定した細い枝(松葉のような細い枝)
割りばしに、火をつけ枝に着火。
くすぶることなく、じわーっと火が回ります。
と、ここまでは順調。と、思いきや、あっという間に火が真っすぐ立ち上がり、冒頭の画像のように「ファイヤーーーー!」です。
不完全燃焼はどこ吹く風で、凄い燃焼効率です。
上昇気流が発生しているため、シューシュー音も聞こえます。
それにしても、良く燃えます。特に竹は今日一番のヒットです。
燃焼効率が良すぎて忙しすぎです。くべては燃えての繰り返し。
結局、あっという間に全て灰になりました。
焼き目もついていい感じに。。。
このウッドストーブ、内筒の底の穴が結構大きめなので灰がたまることなく、吸気口をキープできるのも利点です。
ただし、灰受け皿は附属してないので購入必須です。
デメリットは、バリだらけの仕上げの悪さと、収納袋が若干きついことですかね。しまう時、素手でやると結構ヒヤヒヤします。
まとめ
結局、殆ど煙は出ませんでした。しいて言えば、熱源が燃え尽きる直前に木を投入したりすると一瞬くすぶり、ふわっと煙が立ち上るくらいです。
そして、火力も素晴らしい。太陽が出てるというのもありましたが、結構暑くなります。こんなに小さいのにかなりの実力です。
今回は、燃焼実験だけでしたが、次回は何か作ってみようと思ったりしてます。
庭先でも安心・安全に、まわりにも迷惑をかけずに楽しめました。
ただし、我が家は田舎なので大丈夫ですが、住宅密集地や空気が乾燥している時期はやめておいてくださいね。