車中泊でサーフィンをしていた時期、何の気なしに買ったColeman(コールマン)502A740Jクラッシックストーブ。かれこれ、20年以上保有してるが、当時はキャンプを楽しむという概念がなくツールをかなり粗末に扱ってました。ここにきて、10数年ぶりにケースを開けてみたら汚れたままだし錆は出てるわで酷いありさま。挙句に着火はするものの燃焼が不安定ですっかり機嫌を損ねている。当然と言えば当然ですね。
そこで今まで雑に扱ってきたことを猛省し、精一杯メンテナンスをさせていただきました(笑)。
ポンプカップの交換は必須
実は当時、カップ麺の湯沸かしくらいにしか利用しない間抜けな使い方であった。なので年式は古いが使用頻度はさほどでもないのだ。
しかし、ゴムに関しては経年劣化があるので替えようと思う。
以前、オークションで落札した93年式のアジャスタブルツーマントルランタンもポンプカップを交換したらすっかり蘇ったというのもあるので。
ところが、ここで問題発生。同梱されている取扱説明書にはポンプカップ品番が「216-1091」となっている。しかし、この部品がどこを探しても見つからない。
遂には問い合わせをしたのだが、なんと販売店でよく見かけるパーツ「R218-111T」の中に入っているポンプカップの単体品番が「216-1091」だそうだ。
どうやら、この手のランタンやストーブは、大体このポンプカップでOKのようだ。
分解・錆び取り・磨き工程
この通り着火はできるが火勢が恐ろしく不安定。
まずは、分解し給油口やバルブ周辺の錆び取りです。結構激しく錆びてるので紙やすりを投入しました。丁寧に錆を削ります。
そして、ピカールで磨きを入れるのですが、塗装があちこちポロポロ剥がれてきます。きりがないのでそこそこにして終了。
地肌はこれで塗装
錆びを取り地肌がむき出しになった部分はこれを使います。
車用のタッチペン。たまたま我が家の車と似た色なので流用できそうです。しかし、よくよく患部を見ると意外に広範囲。
タッチペンはタッチが基本なので結構難しいです。(正直やめた方がいいです)
組み立てて完成したのですが、、、
最後にポンプカップを交換し組み立てて完成です。
着火テストOK、火勢も安定しました。このストーブは強火から弱火、そしてトロ火まで自在に調整できるとこが特徴ですが、その点に関しては完璧に復活です。さすがコールマンです。
しかし、見た目はこれが限界です。だいぶきれいになった感じですが納得感は薄いですね。
今更ながら大反省。
そして、相変わらず塗装がポロポロ。もっと剥がれるようであれば次回は全塗装にチャレンジしようと思います。
ついでにこいつも!すこーしだけ輝いたかな。
まとめ
やはりメンテナンスを欠かしてはダメですね。20年以上使えるなんて電化製品などではあまり考えられません。大事にし愛着を持って長く使い続ける必要性を今回痛感しました。
「代々受け継いでいける」この表現がしっくり当てはまる製品ですね。