ワークマン

ワークマン。1,000円以下のインナーの意外なしっくり感

今年からワークマンデビューをし、あれやこれやとレビューをしてますが、今回はインナーについてです。
実は今まで防寒対策としてのインナー、いわゆる長袖のシャツは1,000円以下で買えるU社やS社のものを着てきました。ところがこれらは私の体型や体質に合わないのか、言うほど暖かさを感じずかつ体の動きに対してフィット感が薄く、着心地の悪さを感じていました。
そんなおり出会ったのがワークマン。

今回はワークマンの「裏フルブロックフリース長袖Tシャツ」税込980円と〇ァッションセンター○まむ○の同価格のインナーの着心地を比較し、どういう部分が「いいんだよな~」と感じたのかまとめてみました。

※当記事はあくまでも個人的な感想であることをご理解ください。

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裏フルブロックフリースとは

素材はポリエステル95%、ポリウレタンが5%、裏地がフリース素材になっている。ただし、フリース表面はよくある平面状でなく凸凹と細かい格子状のブロックとなっている。謳い文句は「ブロックフリースで保温性が高い」である。


そもそもフリース生地とは、繊維が起毛処理されており、その間に暖かい空気をため込むことができるので、保温性に優れていると言われてます。アウターの間に厚手のフリースを着込むとかなりの寒さ知らずとなりキャンプなどでは重宝しますよね。ただし、それをブロック状にする事でより保温性が高まるのかは微妙に謎でもあります。

動きの面から考えると板チョコ想像すると判りやすいが、ブロック状になっているので割りやすい、そう考えるとフリース生地もブロック状になってることで動きやすくなるのだといえばここは納得はできますね。

果たして着心地は?

着た瞬間の私の感じ方ですが「ヒートテック」はさらっとしてひんやり。「起毛素材」はさらっとしてふんわりです。そして、この「裏ブロックフリース」はふかっとしてふんわりです。もっとも「さらっ」というのは生地の薄さの印象かもしれません。
いずれにしろ着た瞬間に暖かみを感じます。

そして、全体的に暖かいという印象はありますが、動いていると時々肩甲骨の辺りや脇の辺りなど部分的に暖かみが増してる感覚を得ます。これってもしかしてブロック状のくぼみ部分にも暖かい空気をため込むということで、体温の高い部分は集中してため込むことができ部分的に暖かさが強調されてるのだろうかなどと思ったりしたのですが定かではないです、、、

というわけで、今まで着てきた低価格インナーの中ではこれが最もしっくりくるという結果なのです。
そして、特筆するのは動きやすさですね。比較写真を撮ったので見ていただくとよく判るかと思います。

他店起毛インナーとの比較

まずシルエットですが何となく変わらない感じがします。両方とも着た瞬間は「ふかっとしてふんわり」です。しかし、ここから先違いが如実に表れます。

腕を振ってみると、見てください。左はしわが動きに追随してます。

しかし、右の場合あらぬ方向のしわが発生します。突っ張り感の原因ですね。

そして腕を上げてみると、左は幾重ものしわと素材の伸びで動きを自由にしてくれます。

右の場合は逆ですね。主幹のしわは4本のみ。わきの下においては伸びるどころか突っ張っちゃってます。
この違いは、当然生地にもあると思われますが、カット(デザイン)も相当影響しているのでしょう。

まとめ

「安いんだから素材も縫製も悪いのは致し方ない」と「安い中でもできる限りの工夫をして着心地のよいものを提供する」
こうしてみると提供側の思いが如実に伝わる気がします。確かに値段から考えるとワークマンも当然妥協してる箇所はありますが、着る側のことを考えた工夫が随所に込められています。これがワークマンのファンになった一因です。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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