さて、先日完成した自転車置場に、今回は雨樋をつけてみました。
施工規模が大したことないのもありますが、思ったより簡単な作業でなによりでした。
部品調達
設置個所は、ここ。長さは、約2.3m。
雨樋に関する知識は皆無に等しいですが、とりあえず「スーパービバホーム」で下見。
すると、軒樋は、直径105㎜とか120㎜あたりが標準なんですね。でも、そうなると長さが3.6m。だいぶ余っちゃいます。
そうこうしてると、売り場の左端でブラウン(新茶)一択ですが、直径75㎜の長さ2.7mを発見。
本当はブラックが良かったのですが、ブラウンでもおかしくないのでこちらをチョイス。
竪樋もブラウン一択のφ45で2.7m。
ちなみに、スーパービバホームでは雨樋部品のカットサービスはやっておらず、切りたい場合は、道具を貸してくれるのでセルフでカットするそうです。
私の場合、ダッシュボードも使えばなんとか積めたので、そのままお持ち帰りです。
そして、部品。いろいろあって探すのが大変。そこで、店員さんに尋ねたら、一式集めてくれました。
- 軒樋 75㎜×2.7m 1本
- 竪樋 φ45×2.7m 1本
- 集水器 Panasonic KQ5720(軒とい75、たてとい45用) 1個
- とまり75 2個
- エルボ45(曲がり角度105°) 3個
- 雨どい金具 打ち込みタイプ(75㎜用) 3個
- 竪樋金具 打ちこみタイプ(φ45) 2個
〆て4,000円ほどです。
軒樋金具取り付け
まずは、全長2.3mにカット。かな鋸を使いましたが簡単にカットできるんですね。
そして、金具の位置決め。打ちこみタイプの先端は結構ごついので、いきなり打ちこむのはちょっと・・・という事で、ドリルにて下穴を。しかし、下穴部はいいですが、そこから先は、やはり結構パワーが要ります。
一応、水糸で基準を作ったのですが、打ちこみ過程で若干ズレたので、最後にハンマーで金具自体を叩いて位置修正をしたのです。
軒樋加工
集水器に水を落とす部分の穴あけをします。
こちらもこんな感じでかな鋸を引きます。
切った部分をご丁寧に丸穴にしてしまうと、風で雨水が軒樋を伝ってしまい、うまく排水できなくなることがあるようで、このまま下に向けて折り曲げるのが基本だそうです。こうすることでここを伝って下に落ちるそうです。
竪樋取り付け
竪樋の長さは、目分量でカット。
そして、エルボを使い柱に近づけます。因みに竪樋の余りを60㎜にカットし、エルボとエルボの間に挿入したらちょうど良い距離になりました。
切り口が雑ですが、切り口と内側にペーパーを掛けたら綺麗になります。
竪樋金具を柱に打ち付け固定します。
この輪っかの固定方法、店員さんに聞いたら、「適当なボルトとナットで固定して」とのこと。
なので、道具箱に入ってた「M3×15㎜」のステンレスのボルトナットで留めました。因みに「M4」だと太すぎるという微妙なサイズ。
仕上げ
全て整ったところで、雨樋金具の爪を折り曲げて軒樋を固定し、止まりを接着剤で固定、最後に雨水の排出口をマフラーカッターみたいにして完成です。
時間にして約1時間半。
試しに水を掛けてみたらいい感じに流れます。ちょっと変形型にはなりますが、そうめんを流してみたくなりました(笑)
思ったより簡単にできた雨どい施工。
これにて、自転車置場のDIYは落着した感じです。台風で倒壊しないと良いのですが、、、
※2019年12月追記 あの悪夢の台風15号、19号では無事耐えてくれました!