メンテナンス

クレオトップでウッドデッキのメンテナンス。さて、その仕上がり具合は?

家を建てる時、当時憧れていたウッドデッキも作ってもらい、エコで安全かつ無色の木材保護剤にこだわってみた。
その後、何回か塗り重ねたのだが、遂に見た目がみすぼらしくなってきたので、防腐剤入り塗料に切り替えた。そして10年目のメンテナンス時期を迎えた今回、当時の思い「エコで安全な」というのはすっぱり消え去り、コスト重視の塗料を使うこと。
吉田製油所の「クレオトップ」。今回はこの保護剤のレビューをしてみます。

メンテナンスの歴史

家を杉材で建てたというのもあり、建築士さんからウッドデッキも杉材をすすめられた。
そして、自然な木肌を活かすため木材保護剤である「ウッドロングエコ」を塗った。

色はつかないので、ほぼ無垢の仕上がりで、月日とともにシルバーグレーに変化していきます。
それから何度か塗り重ねをしたが、結局風化したところに塗り込むので、見た目は若返ることなく、だんだん朽ちていく印象が強くなった。

 

そこで、数年前、一念奮起しデッキをばらし、傷みの激しいところはサンダーで削り、見た目の若返りを図り「キシラデコール」なる木材保護塗料のウォルナットを塗ってみた。

すると、塗装したことですっかり見た目が良くなった。

あれから、約4年。今回またメンテナンス時期を迎えたのだが、すっかり傷んだ素材に高価な「キシラデコール」はもったいなく感じ、安価である「クレオトップ」を使ってみることにしてみたのだ。

クレオトップ

クレオソート油を一切使用していないトリアゾール系(防腐・防カビ・防虫薬剤をベースとした瀝青系油剤)の木材保護剤だそうですが正直チンプンカンプン。

クレオソート油とは石炭を乾留して得られるコールタールを約200~400℃で蒸留し、その留出油からナフタレン等を回収した残留油を用途に応じて配合して製造されます。
クレオソート油にはトルエンなどの芳香族炭化水素やナフタレン、アントラセンなどの多環芳香族炭化水素、フェノールなどのタール酸類、ピリジンなどのタール塩基類など、多種類の物質が含まれ、それらの成分比は蒸留濃度や抽出方法により変化します。

 

要するに、一切使用してないと謳うだけあって、クレオソート油は人体にはあまり良くないと考えられているのでしょうね。
枕木から漂ってくる強烈な苦いようなにおいがまさしくクレオソートのにおいです。

 

いずれにしろ、有害と言われているクレオソートが一切入ってないというのと圧倒的にコスパが良いのでクレトップをチョイス。
ちなみに我が家のデッキは、約35㎡。2度塗りと考えると一斗缶ほどの量が必要です。
キシラデコールだと16ℓで3万円弱に対し、クレオトップは送料込みでも6千円強なのです。

色は、クリアとブラウンの二択。今回はブラウンを選択。

塗装前の事前準備

さて、塗り始める前に準備しておきたいことが2点あります。

1つは、当然ながら塗る前の清掃。写真を撮り忘れたのですがデッキの元々の色は背景に映りこんでいるようなシルバーグレーです。


これをデッキブラシでゴシゴシこすります。意外にも水の色が濁るくらい汚れているものです。

清掃後は、しっかり乾燥させます。

 

そして、2つ目。
刷毛は、ケチらずに多少値の張るしっかりした物がよいです。
私は、ホームセンターで購入した100円ちょっとの刷毛。それが大失敗でした。
こんな感じです。


抜け毛が激しく、塗装面に毛が張り付くのです。あちこち毛だらけでイライラします。

早速、塗装開始

ちなみにこの「クレオトップ」は、油性塗料。塗料には、油性と水性があって、水性は雨水なんかで流れ落ちるので屋外には向いてないなんて勝手に思ってましたが大間違い。

じゃあ、なに?というところですが、
油性は、揮発性有機溶剤、水性は水でそれぞれ混成されており、それが蒸発することで塗料が沈着し色が残るようです。
なので、両方とも屋外使用には問題ないですが、しいて言えば、油性は有機溶剤だけあって臭いがします。そうなると屋内仕様の場合は、水性の方が良いという事らしいです。

 

で、このクレオトップ、バケツに注いでみると結構サラサラの液体である。液跳ねや液だれにはかなり注意が必要だ。
また、塗る際も「塗る」というよりは、刷毛に浸み込ませた塗料を木肌に移し替える感じである。というのも浸透性が非常によく、刷毛を動かすストロークが大きいとすぐに塗料不足に陥り木肌の隙間に行き渡らなくなります。
都度、塗り残し部に塗料を盛って行くのは非効率なので、ストロークを短めにし、狭い範囲を少しづつ塗り進める方が効率的です。

 

それと、腕より高い位置に刷毛を上げて塗る際は注意が必要。サラサラなだけに液だれします。集中力が必要な部分です。

 

そして、気になる臭いですが、いわゆる枕木から香ってくるクレオソート臭まではいかないにしても、あの独特な苦みのある臭いが軽く漂ってきます。でも、作業に支障が出るほどではないと思います。

仕上がりは

ブラウンという色味はこんな感じです。

ガラッと雰囲気が変わりました。

結構、大雑把に塗り進めましたがムラも目立ちません。
塗り終わってから1時間半で乾いたというか浸透した感じです。まだ、一度塗りなので来週二度塗りする予定です。

今のところ水もよく弾きます。

まとめ

安全性云々は別にして、安さと塗りやすさで言うと抜群の塗料です。DIYには最適だと思います。
ただし、塗料がサラサラだけに液だれや液跳ねが結構あり、手や足の指(ビーチサンダルで作業のため)に塗料がたれました。幸い、私の場合皮膚が荒れることは無かったですが、これには個人差があるので完全防備で臨んだ方が良いのは言うまでもありません。

耐久性についてはこれから経過をみる必要がありますが、臭いについては、4日経った今日もまだ匂ってきます。
まあ、香ってくる程度のレベルですが。

子供も小さくて比較的築年数の浅い物件のウッドデッキに塗ると思うといろいろ考えることはありますが、若干くたびれかけてる時期においては躊躇なく使えるおすすめの塗料だと思います。

 

最後まで読んでいただき有難うございました。

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