ラン&筋トレ

んっ!?アシックスGT2000ニューヨーク5に乗り換えたが

ランニングシューズの寿命は、物にもよるがだいたい700km。ところが、今まで履いてたシューズは倍の1400km走行。遂に足の節々が悲鳴を上げ、ここにきてようやく買い換えにいたりました。
お店の人から「あなたになら」と強く勧められたアシックスGT2000、その走り心地がなんと明と暗の両方を兼ね備えていたのです。

ミズノ シンクロシリーズ

かつて、足底筋膜炎を発症し回復とともにランニングシューズも履き替えたのだが、もともと体力維持の一環で始めたランニング。なので上位モデルでなくランニング用でそこそこ安く、そして派手なものを探してました。そこで出会ったのがミズノのシンクロです。

足底筋膜炎。いろいろ試して効果のあった3つのことランニングをしてると起こりがちの足底筋膜炎。足裏から踵当たりがジクジク痛む。そんな、足底腱膜炎の治し方。素人考えですが実際に効果のあった3つの事をご紹介します。...

シューズ自体軽くて、柔軟性もありクッション性も今までよりかなりグレードが上がり、当時は大満足でした。今までのシューズよりかなり軽い感じで走り心地がかつてないほど快調で、初日、調子に乗りすぎオーバーペース、なんと途中で脹脛を痛め足を引きずり帰路についたという苦い思い出があります(笑)
そんなこんなで、これを約1年ちょっと、距離にして1400㎞ほど使いました。

ところが当然といえば当然ですが、ソールも劣化しクッション性も失われ、走るたび膝やふくらはぎが悲鳴を上げ始めました。元来、雨の日には走らない怠け体質なので外観は意外に綺麗なのですが。


いまさらながら、エスポートミズノの方に「シンクロはどういうカテゴリーの人が履くの?」と聞くと「サッカーとかテニスをやってる人が、トレーニングの一環でランニングをしようって時にさっと履けるようなシューズ」とのことです。
いやー、聞かなきゃよかった。なにしろ私には十分すぎると思ってたので。
しかし、こう聞くと上位モデルは相当・・・なんて期待が膨らんでしまうのが人間の欲ですね。

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アシックスGT2000

実は、購入候補としてアシックスは全く考えていませんでした。というのも勝手なイメージですが重くて硬いというのがあったのです。

ある日、スポーツ店でいかにもランニングが好きそうなガリガリの店員さんに、日頃走る距離やタイムや走るたびに感じる痛みなどを伝えると、いの一番にGT2000を紹介された。
アシックスは、、、と躊躇してたら「とにかく両足履いてみてください」と。すると、今までに感じたことの無いクッション性とかかとのホールド感、そして、可動部の硬さなどはまるで感じなかった。


そんなんで、既にNEWモデルも出て値落ちしてるとのことでGT2000のニューヨーク5を購入したのです。

実際の走り心地は?

購入してからいろいろ調べてみると、このシューズはフルマラソンを4.5時間から5時間かけて走る人向けというのがわかった。つまり、キロ平均6分30秒くらいでしょうか。普段、6分を超えることは無いので、「まさかシューズでそんなに変わることないでしょ!?」って思ってました。

早速、走ってみると、試履では感じなかった違和感が。親指の先が少しだけ当たってるようです。まさか、サイズが合ってなかったのでは???

いやいや画像で見るとよくわかりますが、アッパー?の反り方が原因ですね。全然違います。
今までは、反っていたので爪先が逃げてたんですね。


サーフボードでいうとノーズロッカーですが、アシックスはロッカーが緩いんです。なので、爪先の逃げ場が無いという、こんな細かいことですがメーカーによって違うんですね。

そして、走り出すと何だかぐにゅぐにゅした感じで違和感全開です。フィット感は高いのですが、クッション性が全く異次元。かかとのみならず足先までクッション性を感じます。
そのおかげで、関節系に全く響いてこないのは流石なものがあります。

結局、ぐにゅぐにゅ感と爪先がやや当たるなーという思いを感じながら処女走行は7kmで終了しました。

家にあった薄いソックスに変更

確かユニクロで買ったであろう少し薄手のスニーカーソックスを履いて再チャレンジ。
すると、親指爪先の擦れは無くなった。ところが、走り始めてすぐにソックスのかかとがズルズル動き出した。走れないこともないが中で常にズルズル動いているのでどうにも気になります。どうやら、あまりフィットしてないソックスなので遊んでしまうようです。シューズのかかとの硬度が高いので余計緩いソックスでは同化できないんですね。その日は8km。
相変わらずソールの感触に馴染めずにいたのですが、それ以外に少し気になることが出てきた。どういうわけかペースが一向に上がらないのです。まあ、まだ慣らし運転なんで仕方ないかくらいにその日は感じてました。

ランニング用のソックス購入

薄手でかつホールド感のあるものということで、お店に見に行ったのですが、いかんせん皆袋に入っており生地が触れません。見た目に賭けて手頃感のあるアンダーアーマーの「チャージドコットンランソックスノーショウラビット」なるものを購入。
早速履いてみると見立て通り薄手で、かかとにおいてはなかなかのフィット感である。これならばと走ってみると全くずれないし親指先も当たらず完璧でした。
シューズのグレードを上げただけでまさかソックスまで考えることになるなんて思いもしませんでした。

履き心地は完璧になったが、、

結局、ソックスも変えシューズとのフィット感も完璧になり走り心地がかなり向上しました。しかも、走り出してからどんどん足裏とシューズのフィット感が高まっていく感じは流石です。
ところが、やはりペースが上がらない。意識的にペースを上げようとすると結構しんどくなります。まあ、自動車のエンジンやタイヤもそうだがしばらく慣らし走行をして馴染ます必要があるのかななどとおぼろげに思っていたが30㎞走っても変わらない。

ここでずっと感じていた違和感の正体になんとなく気付きました。

どうやら、フォームが変わったというかシューズに頼りすぎているようです。
脚で駆動するというより脚を置きに行くフォームに勝手になっているのです。自分ではあまり感じないが体はその方が楽で自然とそうなるのではないでしょうか。

なるほど、このシューズはフルマラソンを4時間半以上で走る人むけというのも頷けます。意識をしなければ自然とそういうフォームになるんですね。

 

まとめ

まさか、シューズのグレードを少し上げただけで、こんなにシューズのことが気になり、かつ頭を悩ますなんて思ってもいませんでした。
結局、慣らし走行40kmでなんとなくペースは戻ってきましたがまだ完全ではありません。

しかも、シューズが強化されたおかげで各部のウイークポイントが露呈された感じです。車もノーマルでは感じなかったのに、タイヤやアブソーバーなど足回りを変えた途端、ボディのねじれが気になり出したりするのと同じですね。
ランニングに必要な腸腰筋、内転筋、中殿筋を強化しないとと思い始め、遂には、走力を高める筋トレにまで手を出しそうです。

ああっ、まさかシューズを変えただけでこんなことになるなんて、、、そんなにランニングにはまってるわけでもないと思ってたのに、、、

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