ラン&筋トレ

驚愕!GT-2000からウェーブアミュレットに履き替えての変化

「同じ調子で走ってるのにキロ10秒から15秒早くなった!」
こんな話しあなたは信じますか?
これ本当なのです。アシックスのGT-2000ニューヨーク5からミズノのウェーブアミュレット7に替えたところ、こんな事が本当に起こったのです。

今回は、そんなウェーブアミュレットとGT-2000の比較、それとアミュレットのファーストインプレッションをお届けします。

マイシューズ遍歴

特価で売ってたニューバランスでランニングデビューを決め、2足目は、ミズノのシンクロをチョイス。その頃、キロ4分半くらいで走れるようになってきたのですが、足底筋膜炎やふくらはぎ、膝の痛みにだいぶ泣かされました。
そんな折、出会ったのがアシックスGT-2000ニューヨーク5です。

んっ!?アシックスGT2000ニューヨーク5に乗り換えたがランニングシューズの寿命は、物にもよるがだいたい700km。ところが、今まで履いてたシューズは倍の1400km走行。遂に足の節々が悲鳴を...

このシューズ、着地時に足裏前方から踵までグミを踏んだようなクッション性があり、低衝撃で足裏や膝の痛みとは無縁になりました。

ところが、なぜか一向にタイムが上がりません。自分なりに追い込んだつもりでもタイムを見ると、キロ平均4分50秒前後が限界。気合を入れれば入れるほど疲労感も強くなります。

 

そんな折、「レース用の薄いシューズは抵抗があるが、クッション性がありすぎるのも、、、」とミズノの店員さんに相談したところ、出て来たのがこのウェーブアミュレット。
「フルマラソンをサブ3.5で走りたい人向けです。」

このフレーズに撃ち抜かれました。

あっ、私の場合何でもそうなのですが新作には食指が湧かず、いつも型落ちを購入。そんな訳で前年モデルのアミュレット7を購入することに。(ミズノの店員さん、ごめんなさい)

GT-2000とアミュレットの比較

サイズは両者とも28cm。履くとGT-2000は薄い靴下を履いてピッタリですがアミュレットは、やや余裕があります。ところが、並べるとGT-2000の方がごついですね。

アミュレット、よく見ると履き口の素材含め全てが薄い作りです。

 

重量を比べてみました。

 

なるほどですね。108g、両脚で216gも軽量です。

 

ソールの見た目も、アミュレットの方がバームクーヘンで言うと2層くらい少ない感じです。

 

 

では、早速走って来ようと思います。

 

どうでもいいことですが、テンションを上げるため靴だけはいつも派手にします。ということで蛍光色のヒモに交換(苦笑)

ファーストインプレッション

GT-2000は、踵がぶれぬようしっかりしたカップ構造で、ミッドソールの構造も手伝ってか履いた瞬間、紐を結ばなくとも足全体を包み込むようなホールド感とシューズ全体の厚みを感じることができる。

一方、アミュレットは、触れた瞬間に柔らかさと軽さを感じる。
見た感じ踵のホールドを高める構造ではありそうだがGT-2000 と比較すると弱い。
アミュレットの場合は、紐をしっかり結ぶことで全体的なフィット感が強烈に高まるのだ。
足との一体感を強く感じれるシューズです。

早速、慣らしという事で5㎞ランスタート。

 

走り出し、まず驚いたのが自分の足音。
「タッ、タッ、タッ」という乾いた感じの音がやけに響く。
かかとのクッション性はGT-2000 と遜色ないと思うが、足裏前方はやや薄く、フォアフット気味になり、着地時の衝撃のダイレクト感が高い。そのへんがこの足音の要因だろう。

そして、とにかく軽い。脚送りが何となく楽に感じる。

徐々にペースアップ。呼吸や発汗がいつもと同じになってきた状態で、キロごとのタイムを聞いてびっくり。

なんと、へなちょこランナーだけど「キロ4分半くらいじゃないですか!」

GT-2000 では、そうとう気張って、10㎞中1㎞くらいは辛うじて出るタイムが、体の感じは全く同じなのに、アミュレットではキロ平均4分35秒となった。

 

自分なりに分析してみました。

GT-2000は、つま先近辺までクッション性があるが故、シューズの中の動きとして着地時に一旦沈み込み、反発で戻るという過程がある。しかし、早く走るにはその最中に脚を蹴らなくてはならない。つまり、着地から蹴り出しまでシューズがシューズとしての機能を果たしてる間に、強引に動力を掛けるので、それが疲労を招き、併せて、タイムロスも生んでいるのではないのだろうか。

その点、アミュレットは足先のクッション性が低いが故、着地から蹴りだしまでの工程がスムーズかつ、余分な力も必要ないので疲労感も少なくすむのかもしれません。

反面、足裏前方のダイレクト感が強いので、後半にはその辺りがピリピリとしてきましたが、
まあ、慣れの範疇だとは思います。

 

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まとめ

まだ、慣らし段階なので、走り込むうち弊害が出てくるかもしれません。しかし、今のところ満点の評価です。
GT-2000 を履くようになり、タイムが落ち疲労感も増し、「暑いから?」「歳のせい?」「これが限界?」などと思い悩みましたが、今回一発で解消です。

いずれにしろ、GT-2000もかなり良いシューズです。なので、日々のランニングはGT-2000、スピードトレーニングはアミュレットと使い分けをしようと思います。

10月21日の「千葉アクアラインマラソンでサブ3.5はダメかな、、、」なんて思い始めてた矢先でしたので吉報でした!

詳しい方には当たり前の話しなんでしょうね。私の場合、シューズ知識が皆無なので、ほぼ直感的な感想でした。

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