スマホのフリック入力。目にも止まらぬ早さで上下左右に動く指。あれ、憧れます。
すっかり感化され、長年に渡り慣れ親しんだローマ字入力からフリック入力に本気で挑戦することにしました。。
実は、数年前に一度トライし挫折を味わったのですが、今回はこのアプリで本気になってみました。さてさて、修行の結果どうなったでしょうか?
私の実力!
まずは、恥ずかしながら私の実力ですが、当然「あ・か・さ・た・な・・・」の配列はわかります。ところが、「け」とか言われると、上下左右どこだったか戸惑い、一文字打つのに「んっ」と一拍置いてしまう。たどたどしくてイライラし、英字や数字の登場となった所で完全にギブアップ。
で、再びローマ字入力に舞い戻ったわけですが!、当然ながらボタンはフリックより小さく、最近どうも的を外しがち。指のストロークにもストレスを感じるようになった。
そんな折、鬼フリックでスマホに入力中の女子を見て、今度こそと、再びメラメラと燃え上がったわけである。
で、今回は三日坊主にならぬように有料アプリを購入し、10日間の猛特訓に取り組んでみたのです。
ちなみに、この段階で、iPhoneのキーボード設定をフリックにしたのですが、キーボードが現れるたび、強いストレスを感じました。
にゃんこフリック道場
選んだアプリは、「にゃんこフリック道場」。どうやら、iOS用アプリしか無いようです。
実はこれって、ただただ文字が出てきて入力するだけのアプリと違い、フリックが苦手な人のパターン分析をし、基礎から上級まで段階的に効率よく、確実にフリック入力が上達できるように考察された、作者独自の特訓メソッドによるゲームアプリなのです。
基本から英数字入力まで、段階的にステージがあり、それをこなすことでより難しいステージが現れる仕組みである。
ちなみに無料アプリもありますが、初期ステージしか出来ず発展性が無かったので、私は有料(といっても360円くらいでしたが)のアプリにしました。
ルール説明
ルールは簡単。表示される文字を60秒間、ひたすらフリックするだけです。
全部で6ステージあり、対戦相手は、左から「すもも」「若葉」「マリー」そして、昇段ステージの「お雪」がいます。
ちなみに、「すもも」のステージは、ガイドがでる超初心者向けで、「若葉」「マリー」と徐々に難しくなります。
そして、「すもも」の中にも6ステージほどあり、成績により「小判ボーナス」と既定の文字数をクリアすると「お花マーク」がもらえ、全ての対戦相手から「お花マーク」をゲットすることで、次のステージにレベルアップします。
こんな感じで、6ステージあり、だんだん課題のレベルが上がります。
そして、各ステージに更なる課題があり、修行はなんとトータル90ステージにも及びます。
ためた小判ボーナスを使い、「魚屋」でアイテムを買うことで、プレイタイプを3秒延ばしたり、6秒延ばしたり小細工ができます。この辺りは、飽きさせず、途中で投げ出さずの工夫なのでしょう。私は、修行に専念したく使いませんでした。
結果は如何に?
正直、夢中になれます。とにかく既定をクリアし「お花マーク」を集めないことにはレベルアップできません。かなり、ムキになります。時間も60秒なのでちょうど良いです。
結局、「マリー」の最終ステージは、クリア出来ぬままで、段位も名人には程遠い「初段」で道半ばですが、実力は間違いなくついてます。
しかも、普段の入力で、キーボードが立ち上がっても全く臆することが無くなりました。
入力スピードも、激速にはほど遠いものの、人に見られても恥かしくないくらい、流れるように、スムーズに打てるようなったのです。
まとめ
「やれば出来る!」。10日間できっちり結果が出ました。フリック入力に対するストレスは、ほぼなくなりました。(ただし、記号を使う際少々悩みますが)
特筆すべきは、このアプリのカリキュラムの奥深さ。一歩一歩進化させるには完璧過ぎます。
以前使っていたアプリは、場当たり的な単語が、繰り返し現れ、プログラム的にも底の浅さを感じたのですが、これはそうではありません。懐が深い。
フリックが苦手な人にとっては、トライする価値ありありです。
ちなみに、ネットに繋がっていれば、全国のユーザーと競えあえます。でも、私の場合、あくまでもフリックを早くするのが目的なので、そちらには目が行きませんでした。