今までサーフボードは、部屋の片隅に重ねて立てかけ、取り出すたびに重なったボードをいちいち移動させたり面倒なこと極まりなかった。
そこで、今回サーフボードラックをDIYしてみた。
もともと私は豆でもなく器用でもないことは、事前にお伝えしておきます(笑)
サーフボードラックの形はどうするか?
私の家には木材(廃材)が結構転がっている。何故ならば、妻が結構DIY好きでちょっとした物入れや戸棚はぱっと作ってしまう。大きいものになると子供の勉強机まで作ったのには驚きだ。そんなわけで、材料は買わなくとも家にストックがゴロゴロとあるのだ。
そして、ラックの形だが、存在感はできるだけ薄く、見た目もごちゃごちゃさせたくないので、土台はできれば無しで考えたい。
ということで、家の柱に直接ラックを取り付ける方法を選んだ。
4点も止めれば、相当頑丈になるはずだ。
電動インパクトが強すぎひびが入ったり、右上の木ねじはラックのアームに邪魔されインパクトが奥までいかないため手前にしたという適当さ加減は何とも自分らしい。
まあ、このあたりは板を置くと見えなくなるから良しとしよう。
寸法決めに意外と悩む
サーフボードは、4枚立てれればいいのでアームは4本に決定。
アームの高さは、斜めにしたとき板の荷重を背板にしっかりかけられるよう、実際に検証しながら考えた。結局、ややノーズ寄りが一番バランスよく収まるのでこの高さで決定。これは、地震などで倒れないことも念頭に入れての位置決めである(この後、飛び出てこないようバンドも施工する予定だ)
そしてアームの長さだが、ハードケースがちょうど収まる程度ということでハードケース基準で45㎝とした。
最後に、一本一本のアームの間隔だがこれは、結構悩んだ。狭すぎると下でフィンがかさ張り板自体を斜めに置かざるを得ず、ノーズが重なったり、アームに変なテンションがかかったりする。一方、広すぎると場所を取りすぎる。しかし、よく見たら用意した背板の材料に4本のアームを納めないといけという初歩的なことに気づき、散々悩みはしたがおのずと9cm間隔に決まった。
この間隔だと上記の条件を全て満たしているという、バットを適当に振ったらホームランになった感じである。
ただし、背板の裏を見れば計算式や穴位置が書いてあり一応悩んだり努力した跡はうかがえる。
柱への固定は結構頑丈だが、そのほかの部分がサーフボード4本の自重で崩壊しないよう、角材で補強もしてみた。アーム先端を無理やりゆすれば動くものの全体的な強度はまずまずだ。
今回の作品のお値段は?
・木ねじ18本
・木材数種
・木工ボンド これらは、すべて家にあったので無料である。
結果、とてもチープで貧相な感じもするが、シンプルで結構頑丈である。使い始めて数か月たつが邪魔にもならずサーフボードの取り出しはスムーズなことこの上ない。
家の雰囲気にも合ってるのでは?と自画自賛している今日この頃である。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。