ヘルスケア

PAXTON(パクストン)ゲーミングチェア、腰痛予防を目的にソファ代わりに買ってみた

くつろぎ用のシングルソファーがへたってしまい、かなりの確率で腰痛を誘発するようになってしまった。そこで、ゲームは全くやらないけれど、前から気になっていたゲーミングチェアの購入を検討。私がチェアに求めることはシンプルで、とにかく腰痛防止になるもの。使い方は、だらっとテレビが見れて、時々パソコン作業をする程度です。
予算は2万円。ネットであれこれ検索しまくり、このPAXTONに行きつきました。
私と同じような使い方を考えている人は是非参考にしてみてください。

ちなみに私の身長は180㎝で体重72kgです。

なぜ、PAXTONに?

ゲーミングチェアは種類がずいぶん多いですね。殆どが中国生産のようですが、販売も中華系だと、同じ商品でもサイトによって、書いてあることや定価表示が違っており、「○○市場売上No.1」と謡っていても品質含めどうも信用なりません。

そんなわけで、出荷までの工程で少なからず日本企業が関わっていることをマストに検索し、この「PAXTON(パクストン)仕事用ゲーミングチェア」に行きついたのです。

とは言えこのPAXTONも販売は日本企業ですが、主に自宅用のフィットネスバイクやランニングマシンのECサイトを展開している株式会社AINEXT(東京・渋谷区、代表取締役・田中健也)ということで、生粋の家具メーカーではなさそうです。

そして、このPAXTON、2022年2月販売開始の新鋭チェアで、まだそれほど普及してはいないようです。

ちなみに、Amazonのみの販売で定価29,800円が26,800円。そして、更に新生活応援キャンペーンで19,800円でした。(こうしてみると、本来の定価は26、000円あたりかな?)

まあ、予算内に収まることと、謳い文句の「満足いかなければ全額返金」を自信の表れと受け取り購入に至りました。

全額返金と言う魔法の言葉

総重量が約18.8kgとの事で流石にでかい箱です。

開梱した瞬間、ある勘違いが頭をよぎりました。
こんな重量物を組み立てたあと、満足いかないからとバラして返品する労力が全く湧かないということ。そう、全額返金制度は、自信の裏打ちというより、そんな面倒なことをしてまで返品する気になれないという人間の心理を巧みに掴んだ魔法の謳い文句でした。(10人中1人くらいは労力を惜しまない人がいるのかな?)
あっ、決してディスっているわけではないですよ。

組み立てについては、動画サイトなどで紹介してる方が数名いるので割愛しますが、30分くらいで出来ました。ボルトも緩み止めの塗装がしっかり施されています。

座り心地はどう?

さて、肝心な座り心地ですが、硬めの低反発クッションという感じでしょうか。ググッと沈み込むわけで無く、スッと圧を吸収し若干沈む程度です。しっかり体圧を受け取ります。

硬すぎる座面は、尻が痛くなり、柔らかいと沈み込みで腰に負担がきますが、ちょうど良い塩梅です。車のレザーシートで言うと、ドイツ車ほどのかっちり感ではなく、日本車の本皮シート的な程よい感じですね。

表面素材の人工レザーは、ツルツル滑るとのレビューを見かけましたが、むしろ本革の方がツルツルし、それと比較するとかなりのグリップ感です。綿およびナイロン素材のパンツで試しましたが両者ともしっとり張り付く感じでした。

ちなみに一番下げた時と上げた時の差はこんな感じです。

高密度メッシュ背面

背面のメッシュ素材は、蒸れないとのことだが、車もしかり世の中の往々のシートは背面もクッションなので多少の違和感はあるが、背面フレームとの距離も確保しており背中がフレームに触れることも無く痛いとかはありません。ハンモックに寝そべる感覚に似てるのかな。

アームレストはどう?

くつろぎタイムが長時間にわたる場合は、体制をあれこれ変えます。もちろん、アームレストに体重を掛けることもあります。なので、このクッション性は有難い。

そして、逸品なのはリクライニングした時にアームレストも追随すること。リクライニングの最大角度はこんな感じですが、アームレストも一緒についてくるので腕の置き場に悩まなくてすみます。これは、goodですね!


ちょっと辛いところ

身長のせいかフットレストには脹脛やや上部が乗っかるため、長時間はちょっと辛い。
リクライニング時の最もベターな体制は、のび太の昼寝スタイル。

出典:ドラえもん

 

フットレストに足をのせる感じです。ただし、頭の上で腕を組むと肩甲骨が広がり、背面のRに骨が当たりちょっと痛いです。

 

それと、座面昇降用とリクライニング用のレバーが遠いこと。
特に、リクライニング用はこんな感じで体を若干ひねらないと届きません。
これで、腰を悪くすことがないとよいのですが、、、


総合的に見ると?

シングルソファーとのくつろぎ度合いで比較すると、まだ脳が切り替わってない感じで違和感がありますが、これは慣れの問題で時間が解決すると思います。

そして、一番重要な腰への負担で考察すると、これは十分活躍してくれそうな予感がします。

試しにパソコン作業を姿勢を変えず3時間やりましたが、座骨の突起部や尾てい骨が痛むことはなく耐圧が分散されているのは体感できました。また、疲れもでず腰に違和感もなく快適でした。

そしてくつろぎ時間も今のところ腰は快調です。沈み込み過ぎず(むしろ、殆ど沈まないイメージ)かつ、体圧を支えるクッション性のバランスがなかなか良いです。そして、座面が広くバケット感もないため、座位姿勢の自由度が高いのも良い点です。

ここまでで考えると、お値段が19,800円の時であれば、結構お得な買い物で後悔もしないかなと思われます。

 

最後までお付き合いいただき有難うございました。

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