ヘルスケア

衰える眼力。運転中「ヒヤッ」とした人必見。目の筋トレ法

「最近ちょっと判断力が鈍ってきたなぁ」車を運転中こんなことを感じてませんか?

路地から大通りに出る時、当然「右、左、右」を見たはずなのに、走ってくる自転車に気付かずヒヤッとしたり。
これは目や目の周りの筋肉が衰えてる証拠です。今回は、目の周りの筋トレ方法をご紹介します。

目の筋トレの重要性

パソコンやスマートフォンの普及で「ジッ」と一点を見る機会が増えてませんか。
視点を動かさないということは、運動もせず寝てばかりの体と同じで筋肉がどんどん退化します。

そして人はみな老化します。すると、どうあがいても体力は落ちてきます。
その落ちいく体力をせめても維持しようと筋トレやランニングに取り組んでいる人は少なくはないと思います。

そして、目の周りも多くの筋肉で囲まれています。
そうです、理屈は体と同じです。筋トレをすれば性能を維持できるのです。

実は、私の場合、どなたかの記事を参考に視力回復トレーニングとしてこのメニューを取り込んだのですが、正直視力は・・・というところです。ただし、筋トレを続けたことで視野が広くなり視線の移動が素早くなりました。

目に関しては、「老化現象だから仕方ないな、ハハハ」なんて言ってられないのです。
もし、事故でも起こしたら大変です。

そこで筋トレですが、わざわざ何かを用意したり準備が必要なのは面倒だし長続きしません。今回のメニューは、電車やバスの待ち時間でも楽々取り組めるのが特徴です。

目の周囲の筋肉

室内でもできますが、屋外でやるのがおすすめです。というのは、より眼球をダイナミックに動かせるからです。
ただし、周りに人がいる時は注意してくださいね。人って案外直接見てなくても他人の目の動きには敏感だったりしますので。

それと、痛みや疲れが出た時はすぐにトレーニングを中止してください。あくまでも自己責任でよろしくお願いします。

まぶたを開閉する「眼輪筋」

「眼輪筋」とは、目の周りを取り囲んでいる筋肉のこと。眼輪筋はまぶたを閉じたり開いたりするときに使われるため、ここを鍛えることで、まぶたや目元のたるみを解消することができます。
まずは、準備運動がてら「眼輪筋」のトレーニングからです。

➀目を5秒間「ぎゅっ」とつぶる
➁「ぱっと」開けて5秒間「上」を見る。顔は動かさないこと
➂また、5秒間「ぎゅっ」とつぶる
➃「ぱっと開けて」今度は「下」を5秒間見る
➄同じように「右」と「左」をおこなう

初めての場合は、これだけで目の周りに軽い疲労感が出ると思います。特に「下」を見る時、まぶたが動きづらくはないですか?

眼球を動かす「外眼筋」

眼球を上下左右に動かす役割を担っているのが、「外眼筋」です。
「外眼筋」には6つの筋肉があり、どれか1つが単独で収縮するのでなく、6つ全部が協調的に収縮し、眼球の向きを変えています。
目の筋肉のなかでも比較的日常生活で使われている部分なので鍛える必要があります。素早い視点移動にも関わってきます。
6つの筋肉をバランスよく鍛えることが重要なポイントです。

■対角視点移動トレーニング
1.建物など何か対象物を見つけます。
2.その四隅に順番に視点を動かします。最初は➀→➁→➂→➃の順に10回
3.今度は逆回りです。➃→➂→➁→➀の順に10回。1セットでOKです

注意点としては、視線の移動中はできるだけ対象物を見るようにしてください。
四隅だけ追うのはNGです。

 

■眼球回転トレーニング
1.なるべく遠くを見ながら大きく円を描くように眼球を回してください。
まずは、右回りに10回。続いて左回りに10回。1セットでOKです。
こちらも、回転時はなるべく景色を認識するようにしてください。

だいぶ、目の周りが重くなり筋肉の存在を実感でき始めてるのではないでしょうか。
残りはあと2つです。

 

■左右移動トレーニング
1.駐車場などがあるとやりやすいです。5~6台離れてる車のナンバーに視点移動します
右→左→右という感じにリズムよく往復10回。これも1セットでOK

 

■上下移動トレーニング
1.今度は、上下です。なにか対象物を決めます。できるだけ大きく視点移動できるものがいいです
2.上下に往復10回。1セットでOK

 

水晶体を調節する「毛様体筋」

私たちは物を見るとき、水晶体の厚さを調節することで焦点を合わせています。
そして、水晶体を調節する役割を担っているのが、「毛様体筋」です。
毛様体筋の柔軟性が失われると、物に焦点を合わせることが難しくなったり、焦点を合わせるまでに時間がかかったりします。
この毛様体筋は、鍛えることで視力の回復につなげることができると言われています。

では、最後のトレーニングです。

■遠近トレーニング
1.遠くにある建物や木などを対象物に定めます
2.準備ができたら、顔の前に自分の親指を立てます
3.まず、その指を10秒間凝視します
4.そして、できるだけ素早く遠くの対象物に焦点を合わせます。そのまま、ピントを合わせ10秒
5.また、指に視点を戻し10秒。これを、10回繰り返します

まとめ

どうでしたか?
目の周りにドよ~んとした疲労感を覚えたのではないでしょうか。すこし、痛いかもしれません。
まずは、1週間続けてみてください。10日くらいたつと疲労感や痛みがしなくなるはずです。鍛えられてたことを実感できます。
継続することで若き日の「流し目」が復活するかもしれませんよ。

なお、痛みや不快感が強い場合は、くれぐれもすぐに中止してください。トレーニングはあくまでも自己責任でお願いします。

こちらも読まれてます