サーフィン

サーファー注意。スマートキーの「リレーアタック」盗

海沿いでは、サーファーの車を狙った車上荒らしや車両盗難が相変わらず後を絶たない。そんな折、ここ最近取りざたされているのは、スマートキー車両を狙った「リレーアタック」盗難。自宅玄関先に置いたスマートキーの微弱電波を増幅させ、ID情報を送信し開錠するという手口だ。
これって、メカニカルキーで施錠し、車内にスマートキーを置いたままサーフィンする人にとっても大ピンチです。

リレーアタック盗難

スマートキーとは、車とキーが微弱電波を発信し合ってIDを照合し、鍵を開けたり、エンジンを掛ける仕組みである。
リレーアタックとは、これを悪用し、例えば自宅の玄関先に置いたスマートキーから出る微弱電波を、遠くまで届くよう中継する特殊な機械で増幅し、車に「近くにスマートキーがある」と誤認させ開錠させる手口だ。中継役と開錠役の2人一組の窃盗である。
恐らく、マンションより一軒家の方が狙われやすいのではなかろうか。

出典:朝日新聞

サーフィン中のスマートキー

以前、スマートキーをサーフィン中はどうしているかについての記事を書いた。

スマートエントリーなどの電子キー。サーファーは海に入る時どうしてる?波乗りをする時、スマートキーなどの電子キーはどうしてる?そんな悩みをお持ちのサーファーにいくつかの方法をご紹介します。...

防水ケースに入れ首からぶら下げ海に入ったり、キーボックスにいれ車に括り付ける(いまだに多くの人がやっているが)のはどうにも信頼性が低い。

そこで、前回記事では、メカニカルキーでロックをし、100均で売ってるブリキ缶にスマートキーを入れ、通信を遮断した状態で車内に置いた場合、メカニカルキーで誤作動しないかの実験をしてみた。


すると、全く誤作動はせず、かつ、後生大事にブリキ缶で電波を遮断しなくとも誤作動はしなかったのだ。

ところが、この「リレーアタック」の話しを聞くと、わざわざリレーをしなくても開錠役が特殊装置さえ持っていれば、車内の微弱電波をキャッチし開錠、そのままエンジンをスタートさせ車ごと持って行くことが出来てしまう。
しかも、車は綺麗な状態のため、不審車両には見えず職務質問の対象にもならずに逃走される可能性がある。何とも恐ろしいことだ。

そこで、この電波を遮断する術が重要となってくる。

私の場合、例のブリキ缶を使い続けているが、ここ最近何故かエンジンが掛かってしまうことがある。原因は不明だが、どうも、信頼性が薄い。

サーフィン中の盗難対策

そこで、少しでも安心してサーフィンを楽しむためのアイテムとして、この2点を使うのはどうだろうか?
ネットでググると「電波遮断スマートキーケース」なるものが結構商品化されている。これにスマートキーを入れ車内に隠す。

ちょっと大げさな感じもするが、車を盗まれた時の精神的ショックを考えると、これくらいでも少ないかもしれない。

そして、ガラスを割られて車内を荒らされることも考えると、以前記事にした「マネキン作戦」を追加するのも、なからバカげた話ではないかもしれないのだ。

千葉のサーフポイントで自動車盗や車上狙いが多いのはどこだろうか?サーフィン中に車を盗まれたり、窓ガラスを割られて車上荒らしにあったという話しは相変わらず耳を絶たない。 千葉県内の自動車盗は、平成12...

いずれにしろ、サーファー皆で怪しい奴をチェックする気持ちと、駐車をしてはいけない場所に止めないなどの意識を徹底することが自衛の第一歩ですね。

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