家の駐車場や玄関アプローチ。
新築時は白かったコンクリートも時間の経過とともに汚れが堆積し黒ずんできますね。
家の顔ともなる部分。ほっとくと古めかしい印象で家までボロになったイメージがついてしまいます。
そこで、黄色い高圧洗浄機でお馴染みの「ケルヒャー」(kaercher)を使って掃除をしてみました。
今回は、ケルヒャーの良いところ、そしてちょっと気を付けるべきところをご紹介します。
コンクリートのあの黒ずみはいったい何?
まず一番は土埃ではないでしょうか。一見ホウキで掃けばとも思うのですが、実はコンクリの表面は細かい目がたくさんあり、そこに埃が詰まり雨などの湿気でどんどん堆積していくのです。誰しも子供のころにやった泥ダンゴ。それを固める感じですね。
そして、落ち葉や植物の汁に雨がかかったり、雨染みだったり、コケやカビなんかも生えてきます。もちろんタイヤ痕も汚れの原因ですね。
我が家の場合は、通りに玄関アプローチと駐車場が面しているのですが、位置的に強風の時など風の吹き溜まりになります。そのせいか近所からやってきた落ち葉や土埃などが吹き込み結構汚れます。
ケルヒャーの使い方のこつ
そんなわけでケルヒャー登場。ずいぶん前にコストコで購入しました。
今までいろんなものを洗浄しましたが、今回は玄関アプローチのコンクリート洗浄です。さてどうなることやら?
地面から20㎝くらいのところにノズルを持っていきペンキを塗るように往復させます。
コツはただ1点。できるだけ床に対しノズルを垂直に当てるのです。斜めにあてると支える力含め結構楽なのですが、圧力が分散し洗浄力が落ちるとともにムラになりやすいです。
できるだけ集中して垂直に1往復ずつ丁寧にやるのがコツで、結果早く終わらすことができます。
これ、右側は湿ってるわけではありません。汚れなのです。
そんな感じで、1時間ほど作業してだいぶ奇麗になりました。
ケルヒャーの弱点
使ったことがある方は知ってると思いますが、とにかく跳ね返りが凄いです。特に奥まった角の部分にノズルを持っていくとあらぬ方向から跳ね返ってきます。
スニーカーやパンツに黒いぼつぼつ汚れが無数につき、下手すれば汚れを頭からかぶります。
なので、汚れてもいい服や長靴がおすすめです。私の場合は、ビーチサンダルに短パンでやりますのであまり気にならないのですが、作業は暖かい季節限定ですね。
それと、濃いめの外壁だと往生します。我が家は、黒のガルバニウムなので、跳ね返りで白い点が無数につきます。これって、ケルヒャーでリカバリできないんです。ノズルをあてると違う場所に飛び火するので永遠のループモードに突入します。
なので、濡れ雑巾でふき取るというのが一番です。いわゆる二度手間です。
そして、トリガーガン。噴射させる際は、引き金を引くのですが、洗浄中ジッと握っているので結構疲れます。引いたままの状態がロックができるといいのですが。
そんなこんなで先ほど、購入したからいろんなものを洗浄したと言いましたが、実は今はコンクリートと車のアルミホイールくらいにしか使ってません。
過去には網戸や雨戸、雨戸袋、ウッドデッキ、バルコニーとあらゆることに挑戦しました。
ところがとにかく跳ね返りが凄く二次災害が多発。結局、手作業の方が早いという結論に達しました。
でも、コンクリートの洗浄にはとにかくおすすめですね。
一方ではコンクリートを削る可能性も謳われていますが、あまり細かいことを気にせず効率重視で定期的に洗浄していこうと思ってます。
それと、意外な部分で役立ったのが、梅の木にびっしり張り付いたアブラムシ。気持ちよく一発で吹き飛ばしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。