中古で買った我が家の車ももう8年選手。化粧をしないと艶がなく、くすんでしまいます。
なので、定期的にコーティングをしているのですがこの頃は、ワックスだと耐久性が短いのでガラス系のコーティング剤を使ってます。
前回からウィルソンの「シランガード」を使用。
しかし、実はこれ、取扱説明書では「本製品は開封後は保存できません。一回使いきりです」となってます。
開封後約一年たった今、溶剤が固まってるわけでも異臭を放つわけでもなく、見た目も最初と何ら変わらない感じです。
そこで、メーカさんには申し訳ないのですが注意喚起を一切無視し開封してから一年たったシランガードを使うと果たしてどうなるのか試してみました。
シランガードとは
ケイ素=ガラス成分の入った物が「ガラス系コーティング」というようですが、そもそもにガラス繊維が使われているものと化学反応を用いてガラスに変化させるものがあるようで、シランガードは後者のようです。
メーカーの謳い文句は
高濃度・高密着のシラン被膜が1年以上車を保護。ハイスペックなコーティング剤ながら驚くほど軽い拭き上げも実現、作業性も抜群。撥水効果も6ヶ月耐久。
早速、セオリー通り洗車開始!
前回は約一年前の施工。コーティングは綺麗さっぱり落ちてます。
艶に深みがなく、撥水効果もなくだらっとした親水?状態です。
まずは粘土による鉄粉除去。ボディーを撫でても鉄粉らしき感触はないですが念のためです。
そして、シャンプー洗車。いつも、台所にある食器洗剤を使ってます。もう何年もこの方法ですが恐らく問題ないと思ってます。
完璧なノーメイク状態。
シランガード施工
まず、肝心なシランガードの使い心地です。
率直に塗りやすいです。そして伸ばしやすい。スポンジとボディーの摩擦係数が低いという感じです。
少量でもよくのびるので塗り絵のように隙間なく塗りのばします。
そして、拭き取りのタイミング。
説明書には参考時間が書いてありますが、私の場合細かく時間は気にせず「右ピラー」、「右フェンダー」、「右ドア」、「右リアフェンダー」を1セットにし、塗り終わったら拭き取る、くらいのサイクルでやってます。これくらいでちょうどいい乾燥具合になります。
ただし乾かしすぎは禁物です。ムラができ拭き取りに凄く苦労します。
磨くという意識は一旦捨ててどんどん拭き取っていきます。
この辺は流石ですね。謳い文句通りまさに「スーッ」と拭き取れるのでとても作業が楽です。
でも、1点だけ注意点。拭き取りに水分は禁物です。
ドアの隙間や窓周りのラバーの隙間に結構水滴が溜まってます。シュアラスターと違いシランガードの場合、水分が混ざった状態で拭き上げるとムラになります。なので、からぶき雑巾も持ち水滴を見つけたらトントン叩いて拭き取ることが大事です。
そして、拭き取った後、「仕上げ磨き」をし完成です。
結果的に良かったのか、悪かったのか?
メーカーさんの注意勧告を無視し再利用しましたが、今のところ不具合は無さそうです。撥水もしっかりしてます。
しかし、あれだけ厳しく書いてあるので、一度開封するとシランが空気に触れ効果が発揮されないなどあるのかもしれません。でも、今のところ固まってるわけでもなかったので化学反応は起こしてないと踏みました。
この後、耐久性が著しく悪くなったりするのかもしれませんね。今のところ、塗りムラがでるとか艶が出ないとかはなさそうなので、ひとまず結果オーライと思うつもりでいます。
でも、2回使ってこの残量。
もっと豪快に塗るべきなのでしょうか、、、
一回で使いきりというのはチョット酷な気もします、、、
しかし、この「テラッ」とした感じが気に入ってます。
しばらく様子を見ていこうと思ってます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。