切り返し中、鉄製のポールきわギリギリまで鼻先を寄せたつもりが、ゴツンとやってしまい、若干ではあるがナンバープレートがへしゃっげ、バンパーが少し凹んでしまった。
まあ、修理に出すほどでもなさそうなので自力で修復を試みました。
バンパーの素材は?
最近の車のほとんどはバンパーの材質がポリプロピレンというプラスチック素材だそうです。このポリプロピレンですが、家電製品や文房具、おもちゃやスポーツ用品など私たちの身の回りでも結構使われているようです。最近では、水を吸わず超軽量、超ドライという謳い文句でスポーツウェアの高機能インナーにもなってるようです。
軽量で成形しやすいが、高熱には弱いという特徴があるようです。
ならば、ということでバンパー修理の王道、ドライヤーで温め凹んだ部分をもとに戻してみようと思ったのです。
患部に温風を
まずは、凹んだあたりをまんべんなく温めます。
本来ならば、裏側に手を回し、押し出すほうが良さそうですが、いろいろ部品を外さないと手が入らなそうなので面倒な感じです。
なので、患部周辺をそのまま掴んで引っ張ることにしました。
程よく温めて、掴んだ瞬間、明らかに柔らかくなってることがわかります。
粘土細工のように注意深く形を整えます。力の加減で形が崩れそうなので、全体的にさするように愛情をこめます。
仕上げはシランガード
以前余らせてしまい開封1年後に再使用したシランガード。(結局、メーカー推奨に逆らって使ってしまったのですが、あれから4か月、輝きや性能には問題なさそうです)
物置の中でひっそりといまだ固まらずに佇んでいたので患部に塗ってみました。
どうでしょうか?
殆ど目立たなくなりました。
「ぶつけてしまった」という心の傷は修復できそうもないですが、見た目は殆ど修復出来た感じです。
こんな感じで十分ですね!