今まで、わずかな軒先で雨をしのいでいた自転車。今回、娘のチャリ買い替えにともない屋根付き自転車置き場の設置を検討。
かといって、安価なビニールハウス風の置き場だと貧相だし、アルミ製となるとコストが掛かる。
そんなわけで、パーゴラベースの自転車置場を作ることに。ちょうど梅雨の長雨に阻まれ、さっぱり作業が進まなかったがようやく完成しました。
構想
駐車場の限られた空きスペースを利用し、自転車が1台か2台入ればいいので、
ワイド2m×奥行き1m、前側の高さは1.875m、後ろは1.785m。高低差90cm
に設定。
屋根材は、ポリカーボネート(ポリカ波板)にしようかと思ったのですが、もう少し重厚感を出したく、オンデュリン社(ONDULINE®)のClassicシートを施工することに。
なんでも、セルローズ繊維素と瀝青(アスファルトの一種)で出来てるようで、防水、遮熱、防音性に優れており、耐久性は10年以上余裕だそうです。
しかしこれ、ホームセンターから車で中積みしてきたのだが、イカ臭さが強烈で閉口しました(笑)
おおよそのコスト
木材は、お馴染みの防腐剤「クレオトップ」で塗装。
地面はコンクリのため、タップスターというアンカをねじ込み、支柱を金具で固定することに。
- 75角木材(4m×3本) 8,640円
- 2×4材(3.6m×3本) 3,240円
- 2×4材(1.8m×2本) 1,296円
- 35×30材(2.95m×4本)1,220円
- クレオトップ7L 3,540円 ※だいぶ余りました
- 支柱固定金具75角用(4個) 4,760円
- タップスター(8本入り) 2,990円
- コンクリートドリル 1,390円
- クラシックシート(2m×0.95mを2枚)3,960円
- 75㎜ステンレススクリュー釘&ネイルキャップ 約1,500円
合計32,536円
一応、簡単な図面を作成!
木材を図面通りカットすると少し余りましたが、塗装台として使えました。
支柱&梁
雨の合間にカットと塗装。
もともと防腐処理された木材ですが、クレオトップもぐんぐん浸透します。
そして、組み立て。
75㎜のビスなので、梁と支柱の接合は、ドリルでビス穴を開けてから打ち込んでます。
なので、屋根を貼るまで雨除け用にテープを貼ってます。
土台工事
コンクリートドリルで地面に穴をあけ、タップスターをねじ込みナットで頑丈に固定します。ところが、これ作業が結構大変。
ドリルがなかなか入っていきません。
しかも、知らぬ間にセンターがズレて、金具をあてがったら、ひと穴しか使い物にならないという始末。結局、使えぬ穴は補修用モルタルで埋めました、、、
垂木&桟
垂木については、梁との接地面を増やすためこんな感じでカット。
こちらも塗装して設置。
あとは、桟を固定し屋根を貼るだけ。
屋根施工
クラシックシートは2枚購入。
それをカットしたわけですが、のこぎりで切り始めたら、刃に打ちたてのアスファルトっぽいネバネバがこびりつき、あっという間に鋸がお釈迦。
そういえば油をつけてとどこかに書いてあったような、、、
仕方ないので、カッターで1本筋を引いて、そこに沿って何回か刃を走らすと、「ぱきっ」て感じになんと簡単に切れるではないですか。
まさに、「先に言ってよー」という感じです。
そして桟に沿って水糸をはり、これに沿って釘を打ってきます。
釘頭にこんなキャップをつけて、ひと山1本、合計92本打ち込みました。
完成
というわけで、ひとまず完成しました。
家の外壁にもマッチして、重厚感もあります。
くしくも、完成と同時に梅雨明け。なので、雨が降ったらどうなるかは未確認。
来週あたり、雨樋の追加工事をして終了となりそうです。
こうして見ると、コンクリ部分もそろそろ高圧洗浄機のケルヒャーで掃除をした方が良さそうです。